左膝手術から復帰を目指していた西武若林楽人外野手(24)が31日阪神戦(甲子園)で1軍昇格することが30日、分かった。

1年前の昨年5月30日阪神戦の守備時に左膝前十字靱帯(じんたい)を損傷。懸命なリハビリを経て、今春から2軍で実戦復帰していた。イースタン・リーグでは27試合で打率3割、4本塁打、11打点、3盗塁。再発しないよう慎重に調整を重ねていた。かねて辻監督は「思い切りが出なかったり、かばっていたりの姿があれば、こっちは使えない。下からゴーサインがくれば呼びます」と話していた。負担の大きい人工芝の懸念もあったが、甲子園は天然芝になる。

若林は昨季、負傷前の44試合で20盗塁という驚異的スピードを示していた。パンチ力も秘めており、攻撃力のアップにも期待がかかる。また新型コロナで離脱していた佐々木健投手(26)も昇格する。

西武ニュース一覧はこちら―>