オリックス山本由伸投手(23)が自身初のノーヒットノーランを達成した。これで今季は完全試合達成のロッテ佐々木朗も含め、ソフトバンク東浜、DeNA今永に続いて早くも4度目の快挙達成。ノーノー続出の現状に、思いを語った。
-今季は佐々木朗の完全試合から多くの投手がノーヒットノーラン。自分もという思いはあったか
山本 「やっぱりすごいノーヒットノーラン出てたので、いつか自分もできたらなと思いつつ、そこにあまり左右されないように、あまり意識しないようにしてました」
-昨季も惜しい場面があったが、6年目で初の達成
山本 「やっぱり、いろんな運もありながらで、きょうもいいとこに飛んだりっていうのが重なって達成できたことなので、また頑張ろうと思ってます」
-次の目標も見えてきたか
山本 「とにかくきょう投げてた時の気持ちだったり、試合入る時の気持ち面だったりを忘れず、またやっていったら、もしかしたらできるかなと思いますね」
-今後に向けて
山本 「やっぱりきょうも連敗をしてたので、絶対勝ちたかったですし、こういう流れを止めれたり、チームを流れに乗せれたり、そういった選手になりたいなと思います」
-いつも水をかける側だったと思うが、自分がかけられて
山本 「あー、気持ちよかったっすね。いつもかけてる側やったら、冷たいやろなと思ってやってたんで、すごい気持ちよかったです」
-9回は森が代打で出てきた時の心境
山本 「やっぱり呉さんも出てきましたし、いいバッターが多いので、ああいう場面でも代打で森さん出てきたり、きょうまさか出てくるとは思ってなかったので、ちょっとびくっとしましたね」
-最後のアウトを取った瞬間は笑顔もなく、普通の顔だった
山本 「実感がそんなわかず、みんなにお祝いしてもらって、それがすごくうれしかったですね」
-西武ファンからも拍手が。
山本 「1球1球歓声も上がってましたし、すごくお客さんの雰囲気もすごくよかったので、ほんとにいい試合だったというか、雰囲気を含めてよかったと思います」
-四球1つだったが、考えてしまった部分があったか
山本 「いや外崎さんが何か前回対戦した時もボール先行になったりしてたのを覚えてたので、最初ボール、1打席目もちょっとボール投げちゃって、逆にそれを意識しました」
-森へのフォークは148キロ。直球は155キロ。余力はあったか
山本 「余力というか、今からもう1回投げても投げられると思います。そういう練習を昔からやってきました」
-今季4人目の達成となったが。感じる部分は?
山本 「いや、分かりません(笑い)。僕もたまたまいいところに飛んだりした打球もあったので、運がよかったです」
-野手からの祝福の言葉は
山本 「Tさんが『遅かったな』みたいな言ってました。愛を感じましたね」