巨人マット・シューメーカー投手が、広島の4番マクブルームにめった打ちにされた。まずは第1打席の1回2死二塁、2球目のスプリットを左前に運ばれ、早々と先制を許した。4回先頭の第2打席では143キロツーシームを捉えられ、左中間への二塁打。その後、2死二塁から羽月に浴びた適時三塁打で3点目を失った。

極め付きは5回2死三塁だ。マクブルームを前に、山口投手コーチがマウンドへ出向いて間をとったが、内角低めの142キロツーシームを左中間スタンドに運ばれた。いずれも2球目のファーストストライクを痛打され、4回2/3を7安打5失点で降板した。

7カードぶりのカード勝ち越しへ、中5日で3連戦初戦を託され、登板前日には「長いイニングを投げてゲームを作れるように」と話していたが、誓った通りの投球は見せられず。ベンチに戻るとタオルで顔を覆い、悔しさをにじませた。

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