西武赤上優人投手(23)が28日、埼玉・所沢の球団事務所で支配下選手契約を結んだ。

育成から昇格し、「121」だった背番号は「67」となることが決まった。推定年俸は450万円。東北公益文科大から初のプロ野球選手として20年育成ドラフト1位で入団した右腕は「入団当時から、ずっと目標にしていたことだったのですごくうれしい。やっとスタートラインに立つことできた。1軍の試合に1日でも早く出て、チームの優勝に貢献したい」と喜びを語った。

2年目の今季は先発にも挑戦。ここまでイースタン・リーグで18試合に登板し、3勝1敗、防御率2・03。もともとストレートに力があったが、緩急の使い方もレベルアップした。先発だけでなく、ロングリリーフ要員としても見込まれる。渡辺GMは「これから夏場の暑い中、うちの投手陣もしんどくなる。1人でも多く戦力になる投手がいれば、いいに越したことはない」。勝負の夏に投手陣を支える活躍を期待した。

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