ソフトバンクが先発ローテーションを再編。「勝負ローテ」で、今季初の7連戦に挑む。新型コロナウイルス陽性で離脱していたエースの千賀滉大投手(29)も28日日本ハム戦(札幌ドーム)で1軍復帰予定。先発7人体制で厳しいスケジュールを乗り越える。先発投手陣は22日、ペイペイドームで投手練習を行い調整した。

千賀は、今月4日に陽性判定を受けた。21日にウエスタン・リーグのオリックス戦で実戦復帰し4回を1安打無失点。森山投手コーチは「本人が7割とか言ってるけど、ブルペンの映像とかも見て、普通に投げている。ひと安心はしました」と話した。

千賀は中6日で1軍復帰へ向かう。森山コーチは「いい状態だと聞いている。ある程度ゲームはつくってくれるでしょう。目安はまだ決めてないですけど、4回、5回は投げてほしい」と球数などに制限を設け、起用する方針を明かした。

23日からは仙台で楽天3連戦、26日から札幌で日本ハム3連戦、そして29日に京セラドーム大阪でロッテ戦。楽天戦は石川、レイ、板東の順で先発し、日本ハム戦は東浜、武田、千賀。そしてロッテ戦には中7日で和田が登板する見込みだ。首位西武と0・5差で迎える正念場に、総力戦の「勝負ローテ」で臨む。【山本大地】

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