桐蔭横浜大10年ぶり日本一目指す

「第18回関東地区大学野球選手権」が今日7日、横浜スタジアムで開幕する。関東5地区のリーグ戦を勝ち抜いてきた10校が参加。感染症予防のため検温や消毒などの対策を講じ、有観客で実施する。上位2校は、明治神宮大会(18日から6日間、神宮球場)の出場権を獲得できる。

桐蔭横浜大が3季ぶり14度目の神奈川大学リーグ優勝を果たし、関東地区大学野球選手権に挑む。リーグ戦では、横浜商科大を13-0、7回コールドで下しVを決めた。


斉藤博久監督(56)は「主将の吉田賢吾(4年=横浜商大高、ソフトバンク6位指名)を中心に4年生が細かいミスをなくすことを徹底してくれた。去年の秋、今春と悔しい思いをして3季ぶり(優勝)なのでうれしい」と振り返った。


ポイントは神奈川大2戦目。一塁の松野海舟(3年=八王子学園八王子)を1番中堅で起用すると、勝ち越し満塁本塁打。これでチームがまとまり優勝へ。松野は首位打者とベストナインを獲得した。


投手陣では右のサイド福田拓実(1年=山村学園)が復活し、エース古謝樹(3年=湘南学院)伊礼海斗(3年=桐蔭学園)薮野哲也(1年=鹿島学園)の4本柱がそろった。


斉藤監督は「チームが目指している日本一に向けて目の前の一戦を全力で戦っていきたい」と意気込みを語る。2012年以来の明治神宮大会優勝を目指す。

「プロが使っている横浜スタジアムで試合」

大会委員長を務める神奈川大学野球連盟の佐々木正雄理事長(74)は、「プロが使っている横浜スタジアムで試合ができることは大きい。社会に出る前でもあり、野球人として『心技体』をもって、しっかり鍛錬して望んで欲しい」と語った。


今年もCS「J SPORTS2」で全9試合が中継され、全国から社会人野球チームの監督が集まって解説を務める。「J SPORTSオンデマンド」ではPC、スマートフォン、タブレットでネット配信もされる。佐々木理事長は「選手にとってもアピールするチャンスでもある」と話す。


また、今大会は小、中、高校生が全試合を無料で観戦できる(保護者同伴に限る)。佐々木理事長は「野球を知らない多くの子どもたちに見て知ってもらいたい」と、野球ファンの拡大に期待を込めていた。

笑顔を見せる佐々木正雄理事長(2015年10月撮影)
笑顔を見せる佐々木正雄理事長(2015年10月撮影)

【桐蔭横浜大/神奈川大学1位】目の前の1試合に集中

桐蔭横浜大・吉田賢吾捕手(4年=横浜商大高)

「常に挑戦者の気持ちを持ってきたチームなので、先を見過ぎず、目の前の1試合に集中して、泥臭く戦っていきたい」と、目標は2勝して、日本一になるチャンスをつかむこと。両親、指導者への恩返しを誓っている。


【横浜商大/神奈川大学2位】侍Jレベルの違い痛感

横浜商大・鷲田亮太外野手(4年=八王子実践)

青木宣親が目標。侍ジャパン大学代表合宿で、走攻守すべてでレベルの違いを痛感した。関節の可動域を広げるトレーニングに注力。今大会では「関東地区優勝を目指します。優勝の原動力になれるようにプレーをします」と誓う。


【日体大/首都大学1位】日本ハムドラ1の投打二刀流

日体大・矢沢宏太投手(4年=藤嶺藤沢)

日本ハムからドラフト1位指名を受けた投打二刀流。「両方をやることで両方とも切磋琢磨(せっさたくま)できた」という。今大会「優勝して神宮大会に出場するには、上武大戦が大事になってくる」と、初戦に照準を合わせている。


【筑波大/首都大学2位】全力プレーで神宮出場

筑波大・西舘洸希投手(4年=盛岡三)

秋季リーグ戦は、スローガンの「一心」のようにグラウンドの選手とスタンドの部員全員が一体となって戦ってきた。今大会でも「首都大学連盟の代表として、最後まで全力プレーし神宮大会出場を目指します」と力強く語った。

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