「第18回関東地区大学野球選手権」が今日7日、横浜スタジアムで開幕する。関東5地区のリーグ戦を勝ち抜いてきた10校が参加。感染症予防のため検温や消毒などの対策を講じ、有観客で実施する。上位2校は、明治神宮大会(18日から6日間、神宮球場)の出場権を獲得できる。

【流通経大/東京新大学1位】メンタルトレで成長

流通経大・小沢颯太投手(4年=高崎商)

今秋のリーグ戦は6試合に登板し4勝2敗、41奪三振で防御率2・15。ツーシームを磨き、メンタルトレーニングで成長した。「優勝してもう1度神宮に戻りたい。櫻坂46の山﨑天さんに見てもらえるように頑張ります」。


【創価大/東京新大学2位】秋季リーグで首位打者

創価大・門脇誠内野手(4年=創価)

秋季リーグ戦は44打数21安打、打率4割7分7厘で首位打者に輝いた。学生最後となる大会に向け「今まで支えてくださった方々に感謝の気持ちを持って、楽しく、のびのびとプレーをして優勝を目指します」と意気込んだ。巨人ドラフト4位指名。


【国際武道大/千葉県大学1位】V&個人タイトル目標

国際武道大・板川佳矢投手(4年=横浜)

今年からイメージトレーニング、瞑想(めいそう)なども練習に取り入れたという。秋季リーグは3勝を挙げて優勝に貢献した。今大会に向けては「チームの目標は優勝、個人としてはタイトル獲得を目指したい」と語った。


【中央学院大/千葉県大学2位】秋季リーグ最多勝56K

中央学院大・清水一真投手(2年=共栄学園)

秋季リーグは4勝を挙げて最多勝を獲得し、56奪三振もリーグトップだった。昨年は明治神宮大会で優勝を経験し「重圧のかかる試合でも冷静に投球できるようになった」という。連覇に向け、今大会も優勝を狙う。


【上武大/関甲新学生1位】侍ジャパン選出で変化

上武大・進藤勇也捕手(3年=筑陽学園)

7月のハーレムベースボールに侍ジャパン大学代表として選ばれた。「スピード、パワー、練習に対する考え方の違いを感じ、取り組み方が変わった」。秋季リーグは3割6分4厘と好調。「打撃、守備ともチームに貢献する」と意気込んでいる。


【白鷗大/関甲新学生2位】春季リーグでノーノー

白鷗大・曽谷龍平投手(4年=明桜)

5月の春季リーグで松本大を相手にノーヒットノーラン。21年春季から最多奪三振投手賞を連続で獲得している。スリークオーターの左腕から繰り出す最速151キロと、得意のスライダーを駆使。「1戦1戦を全力で戦う」。侍ジャパンで得た刺激を糧に、三振を量産するか。オリックスドラフト1位指名。

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