大経大が最終戦で泣いた。首位を走ったが、勝ち点を奪った方が優勝を決める大商大との直接対決に2連敗。勝率差で30季ぶりの優勝に届かなかった。
1月から指揮を執る高代延博監督(68)も目前でのV逸に悔しさをあらわにした。「最後のところで闘争心が欠けていた。もっと覇気を前面に出さないと。やっちゃいけないところでミスが出る。商大はそこにつけ込んでくる。負けに不思議の負けなしですよ」
侍ジャパンやプロ野球でコーチ経験を重ねた歴戦の指導者らしい指摘だった。
今月上旬に体調を崩し、龍谷大戦を含め1週間ほどグラウンドに出られなかった。選手には「迷惑をかけて申し訳ない。年も年だから勘弁してくれ」と頭を下げたという。
ただ、不在の間に選手らはまとまりを強くしていったという。その龍谷大戦で選手が成長のあとを見せた。逆転勝利で勝ち点を獲得した。「半分あきらめていたんですけど、よくひっくり返しました。あれはみんなの力です。よくやりました」と、うなずいた。
監督就任後、打力アップに力を入れ、リーグ戦7本塁打と大きな成果が出た。津田淳哉投手(4年=高田商)と林翔大投手(3年=乙訓)の2枚看板も強力。「力はついてきている。継続しかない」。高代監督の目は秋に向いていた。



