新潟医療福祉大が新潟大を6-0で下した。新潟対決を制し、リーグ戦勝率を2勝2敗の五分に戻した。
リーグ戦初先発の高岡蓮投手(3年=日本文理)はテンポ良く投げ込み、8回6安打1四球、7奪三振の無失点で初勝利をつかんだ。16日からは、ハードオフ新潟での常磐大、山梨学院大との地元開催2連戦に臨む。
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高岡の投球に気迫がこもっていた。初回、先頭にいきなり四球を与えるが、自らのけん制で刺し、2番山下を二ゴロ、3番豊田を見逃し三振に打ち取った。「気持ちが勝手に出ちゃう」と高岡はこの試合の初三振を奪うとマウンド上でほえた。この三振で波に乗った。終わってみれば大学では自身最長の8回を6安打1四球、7奪三振で無失点。108球を投げきった。「四球も少なく、ストライク先行でリズム良く投げられた」とリーグ戦初勝利を喜んだ。
自身の投球の出来を「80点」と評価した。「本当は9回まで行きたかった。監督がダメと判断して変えられたと思うので、9回まで投げられる体力とか、球の強さをもっと出せていれば」と残りの20点を悔やんだ。それでも鵜瀬亮一監督(43)は「本当は3回ぐらいと考えていたが、変える隙がなかった。色気出さずに目の前の相手に向かっていく姿勢も良かった」と期待以上の活躍に目を細めた。
前日9日の松本大戦で1-11で大敗していたチームにもいい風が吹いた。「自分が空気を変えたいと思って最初から全力で行った」。高岡の力投に打線も応え、勝率を五分に戻した。16日からの2連戦はハードオフ新潟での開催になる。高岡は「中継ぎでも先発でも与えられた場所でチームに貢献したい。地元なので、絶対に勝ちたい」。頭角を現した新戦力は頼もしかった。【大島享也】
○…1番の間野勇翔中堅手(2年=遊学館)が2安打3打点で打線を引っ張った。2回に1点を先制し、なお2死満塁から走者一掃の三塁打を放ち、試合の流れを引き寄せた「打ったのは外角のストレート。(前日9日の大敗で)チームの雰囲気も良くなかったですし、絶対勝利するためにも打てて良かった」と笑顔で喜んだ。
○…新潟大 先発の阿部哲朗投手(3年=中越)は7回8安打6失点(自責3)を反省した。前回登板の常磐大戦(3日、5-4)でリーグ戦初勝利を挙げた右腕は、2回に自身のバント処理での送球ミスで先制点を献上すると、1番間野に三塁打を浴びるなどこの回4失点。それ以降は走者を出しながらも失点を防いだが7回に2点を失い、勝負を決められた。「中盤は粘り強く投げられたけどボール先行でカウントを悪くしてしまった。来週までに修正したい」。



