広島田中広輔内野手(34)が広島市内で契約交渉に臨み、2000万円増の5000万円で更改した。

昨年は1億5000万円から3000万円への大減俸となったが、今年は1軍で完走。代打、代走も含めて持ち味を発揮し「取り組む姿勢も含めて評価していただきました」と笑顔も見せた。

10月15日のDeNAとのクライマックスシリーズ・ファーストステージ(マツダスタジアム)では、ファイナルへの突破を決める決勝打。ここ一番での勝負強さも目立った。ただ田中本人は「もう少しできたかな」と満足はせず。残り55本に迫った1000安打を「個人的には目標にしています」と掲げる。

チームとしてはV奪回へ。王者との差を「阪神はみんなで四球を取りに行ったり、しっかり守ったりとチームとしてのプレーがしっかりしていた」と受け止め、次代を担うカープの若手に「ぼくはウエルカムなので、いつでも聞いてきてほしい」と底上げに貢献する。

年明けは鹿児島・喜界島での自主トレからスタート。健康で、フルシーズン働ける体を作りあげる。(金額は推定)

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