「初陣」で敗れた楽天今江敏晃監督(40)の表情は、晴れ晴れとしていた。試合後、「練習試合とはいえ、いい経験になりました」と充実感をにじませた。主砲浅村不在の打線は10安打を放ち、投手陣もそれぞれが持ち味を発揮。「試合にはもちろん負けてしまいましたけど、たくさんいいところが出た試合」と多くの収穫を得た。
野手は若手からベテランまで光るプレーを見せた。スタメン出場した野手最年長34歳の岡島と鈴木大が安打を放ち、遊撃レギュラー筆頭の村林は二塁打2本で2打点。途中出場したドラフト6位の中島大輔外野手(22=青学大)が「プロ初打席初安打」を放ち、2年目の平良、育成の山田もHランプをともした。「本当に今日出た、特に野手ですよね。スタメンも後から出たメンバーも本当にいい感じでアピールしてくれたな」とたたえた。
試合開始前、今江監督は日本ハムの打撃練習中に新庄監督のもとへあいさつに訪れた。「そんなに込み入った話はしてないですけど。『監督、慣れた?』って言われて、だいぶ慣れましたと」。次の対外試合は13日のロッテ戦(沖縄・金武)。指揮官就任2戦目で「初勝利」をつかむ。【山田愛斗】



