ソフトバンク石川柊太投手(32)が8日の敵地ロッテ戦で先発として1軍復帰する。不振で2軍調整が続いていたが、ファームで結果を残し本拠地での投手練習に参加した。過去にノーヒットノーラン、最多勝、最高勝率のタイトルを獲得したプロ11年目右腕は「ダメなら2軍だしクビ。後悔のないように投げたい」と背水の陣で挑む。
6月16日の阪神戦で初回に満塁被弾など5回4失点。防御率3・26に沈み、翌17日に出場選手登録を抹消された。「球速、質、コントロール。全てにおいてよくしていこう」と筑後のファーム施設で出直し。降格後は18回2/3で被本塁打1、与四球5個と制球難を改善した。直近では15イニング連続無失点。倉野1軍投手コーチも「真っすぐのコントロールがだいぶ修正できている。変化球も良くなっているし、1軍から降りた時よりもいい状態」と太鼓判を押した。
「令和の怪物」には燃える。同戦は佐々木の登板が濃厚。石川は昨季、2度の投げ合いで勝敗はつかなかったが、ともに7回無失点の力投を見せた。「1点もやらない気持ちで投げます」。当地は18年5月から5連勝中。ZOZOマリン特有の風に乗り、宝刀パワーカーブの変化量が一段と増す。「(風が)有利に働けばいい」。怪物に投げ勝ち、汚名返上する。
「結果を出さないと家族を食わせていくことができない。(登板の)機会があることに感謝です」。23年1月には元AKB48/SKE48の大場美奈と結婚した。家族、ファン、チームのために勝利だけを追い求める。【只松憲】



