中日高橋宏斗投手(22)が、記録より勝利に貢献する投球に集中する。19日、バンテリンドームで調整練習した右腕は20日登板予定のDeNA戦(横浜スタジアム)に向けて「先制点を与えないこと。長いイニングを投げて、身を削りながら投げている中継ぎ陣をなんとか楽にさせてあげたい」と優先課題を掲げた。
ここまで15試合で106イニングを投げ、防御率0・68。本塁打は1本も打たれていない。規定投球回(143回)をクリアし、現状の数字を維持すれば「防御率0点台かつ被弾ゼロ」という史上初の快挙となるが、いずれの記録も二の次に位置づける。
「何も気にしていない。先制点を与えないようにすると1発は気をつける投球になるし、試合状況に応じてOKな場面と打たれちゃいけない場面を見極めながら、どんどん攻めの投球でいきます」
DeNAは今季唯一の黒星を喫している。横浜スタジアムも昨年9月に初勝利を挙げたが相性はよくない。「あまりいい思い出はないですが、しっかりとやり返せるように頑張りたい。インコースに投げきれるかどうかがキーポイント」。現在、自身は6連勝中で初の2ケタ10勝にも到達済み。直近5試合はいずれも連敗を止める役割を果たしたが、今回は長いイニングを投げ、チームの連勝を伸ばす役割に徹する。



