ニチダイが敗れ、本大大会出場を逃した。今予選は5日・NTT西日本戦で9回に同点劇で延長に持ち込むなど1勝2敗。都市対抗予選は2勝3敗で、初戦の大阪ガス戦では延長10回タイブレークの末に勝利。2大大会の予選で0勝4敗から昨年から一変し、一部では「逆転のニチダイ」との声もささやかれていた。
中継ぎの酒井駿輔投手(24=日大)は、来季への課題克服を誓った。小さなテイクバックから直球の最速は146キロを誇る。この日は0-3の6回から登板。味方のミスもあり6回に失点。9回には連打と連続四球で回の途中に降板。3回2/3を4失点で「ああいう場面で抑えなきゃいけない。敗因は自分にしかない」と反省。「想定しながら投げる思考」に加え、「もっと平常心じゃないと意味がない」と来年は2大大会のマウンドに上がるため、より精神面の強化をはかる。
普段の酒井は、製品の検査作業を担い、午後3時までのフルタイム勤務を終えてから、練習場へ向かう。
高校時代は、創成館(長崎)の背番号10として3年生だった18年に春夏連続甲子園出場を経験。1学年上で当時は捕手の俳優・水上恒司(25)とバッテリーを組んだほか、現阪神・野口恭佑外野手(24)、川原陸投手(23)とは同期の間柄。当時のエースで今年支配下に復帰した川原との絆は深く、「支配下復帰もすぐ報告してくれた。陸や恭佑からも『一緒に野球がしたい』と気にかけてくれる。毎年シーズンオフは胸を張って会えるように、なんとか追いつけるように」と自身を奮い立たせた。



