阪神の新外国人ジョン・デュプランティエ投手(30=ドジャース3A)にいきなりの難問? が立ちはだかった。

甲子園初登板は2回3失点。オーダー発表時は先発投手は伊藤将司(28)だった。1回表の開始前に突然「先発メンバーの訂正をお知らせいたします。ピッチャー伊藤将司に代わりまして、デュプランティエ」と異例のアナウンス。実際に伊藤将は1球も投げず、デュプランティエが先発マウンドに上がった。アナウンス通り、事務的な手違いが原因とみられる。

先発ローテの有力候補に挙がる期待の右腕は、やや制球に苦しみながら、初回から1本塁打を許し、3安打3失点という内容で、甲子園初戦を終えた。

ベンチ裏に現れると、待ち構えた報道陣をチラッと見た。名門ライス大出身で、勉学も優秀だった30歳は「僕はいい試合の時しか取材は受けないんだ」と無表情で言い、そのまま立ち去ろうとした。

報道陣は一瞬固まった。その気配を確認し、くるりと振り返って「な~んてね。ウソだよ」。笑顔で囲み取材に応じた。

メンバー発表の手違いに関しては「まったく問題なかったですよ」と、繰り返した。

雨上がりで気温も低く、試合のコンディションは悪かったが「初めてにしては悪くなかった。結果としては満足いくものではなかったけど、甲子園のファンの声援や音楽とか、こういう雰囲気をしっかり感じられたのはよかった。シーズン中は必ず雨が降るし、、甲子園のマウンドは雨が降ったらどうなるのか、ロジンバックの感覚は、土落としがどこにあって、とか、自分の中でいろいろ確認できた」と満足そうだった。

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