日米で活躍したイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が、日米それぞれの視点で日本球界の在り方やベースの大型化について言及した。
日米での野球殿堂入りについて問われると、自ら「(日本の)野球そのものが、アメリカの野球を追いかけている」と切り出した。「そのスタンスでは、おそらくアメリカの野球を超えられないと思いますよね。追いかけているうちは」。また「ここまで日本の野球が成熟してきたわけですから、独自の形があっていいと。そこにプライドを持ってほしい」と語った。
ほかにもMLBと選手会により、米球界では23年から15インチ(約38センチ)四方のベースが18インチ(約46センチ)四方に変更。「日本のベースはすごく小さく見える」という。
プロ野球12球団とNPBは、試験導入として今秋フェニックス・リーグでのベースの大型化を検討している。盗塁成功率を高めて、接触プレーでの負傷を軽減することを目的としているが、イチロー氏は「『あんなことがあっていいのだろうか』と。さわっちゃいけないところを、さわり始めている。それを追いかけるのは、どうかな」と持論を展開した。



