今オフから野手に転向した阪神西純矢投手(24)が1日、野手として初めて高知・安芸でキャンプインした。

この日は早朝のウエートトレから、走塁、守備、打撃、個別などの練習と、日が暮れた午後5時30分までみっちり約9時間30分のフルメニューを消化。「何とか乗り切りました」とキャンプ初日を終えた。

「野手1号」も飛び出した。バットを握って約500スイング。ティー打撃では176、ロングティーは31、フリー打撃では左翼越えの柵越え1本を含む63スイング、素振りも36。個別での守備練習を終えると、今度は室内練習場で約200球の球をティー打撃で打ち込んだ。

「(打撃は)全然良くないです。タイミングがうまく取れないです。再現性良く打てないんで。少しでも早く周りの選手のレベルに追いつきたい」

投手への未練はみじんもなかった。19年ドラフト1位で創志学園から阪神に入団。2年目の21年に初勝利、22年から2年で11勝も、右肘の手術を経ても今季2軍でも登板復帰できず打者転向を決断した。

「高校の時も練習する方だったと思うんですけど、ここまでは(していない)。人生で一番練習してると思います」。甲子園で活躍し、U18日本代表にも選ばれた24歳が、猛虎打線の主役になるべく1歩を踏み出した。【伊東大介】

▽阪神北川2軍打撃チーフコーチ(西純の打撃について)「(実戦)機会があればどんどんやって全然いいと思う。実戦やって何がダメなのかっていうの気付く意味も大事。飛ばす能力は持ってるんで、そこは大事にしながら、感覚をつかんでくれたらいい」

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