<楽天2-4ソフトバンク>◇31日◇楽天モバイル最強パーク

11年ぶりに日本球界に復帰した楽天前田健太投手(37)が、日米通算2500投球回を達成した。

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前田健の「癖」に思いやりを感じた。沖縄キャンプでのブルペン。投球練習を終えると、必ずトンボを手に取り、マウンド付近の土を丁寧にならしていた。その光景を見て、ベテラン右腕の人間性に触れた気がした。

「あんまり深く考えたことはないんですけど、癖ですかね。アメリカはやってなかったっていうか、アメリカはトンボがないんで。日本の時はなんかずっとやってたんで、わかんないっす、僕も。なんでやってるのか(笑い)」

いつも変わらない「普通」の行動だというが、次に投げる選手への気遣いも忘れない。

「次投げる人はきれいなマウンドで投げたいと思いますし、荒れてると投げづらかったりするんで。僕は(ブルペンに)1番目に入ることが多いんで、しっかり次の人にきれいにというか、投げやすいマウンドで投げてほしいというか。普通のことだと思って。それが注目されるとも思ってなかったんで。癖ですかね(笑い)」

この日の試合前は雨が降り、念入りにグラウンドを整備する球場スタッフの姿があった。そんなシーンから南国で見たマエケンの行動がよみがえってきた。【山田愛斗】