阪神が連敗を阻止し、16年ぶりとなる開幕2カード連続勝ち越しを決めた。初回1死一、二塁で阪神佐藤輝明内野手(27)が竹田の143キロ直球を振り抜き左翼フェンス直撃の適時二塁打で先制。先発の伊原陵人投手(25)が5回3安打1失点に抑え、今季初登板で初勝利を挙げた。
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阪神佐藤は私服はもちろん、野球ウエアの着こなし上手として知られる。色味にもこだわりがある。もちろん、おしゃれだけが目的ではない。最も大事な機能性に強いこだわりがある。
昨季から、ハンドボール用のシューズを練習で履くようになった。今年は柄が入った別バージョンも愛用。球界関係者によると、非常に珍しいという。主に体育館のフロアに合わせて設計されているハンドボール用は、ソール突起が独特。絶妙なグリップ力があり、さらに捻挫を防ぐようにしっかりした作りで、足首回りのホールド感も適度にあるという。
佐藤はこのシューズをウオーミングアップはもちろん、キャッチボールやフリー打撃の時にも使う。甲子園の黒土でノックを受ける際に使用することもある。野球用スパイクに比べて、疲労の軽減効果もある。
はた目には野球のスパイクに見えるほど、自然に履きこなしている。オーダーメードでも何でもなく、市販もされている普通のものだ。飛び抜けた飛距離にメジャーばりの豪快な守備と、プレーで何度もファンを驚かせてきた佐藤は、意外なところでも“規格外”だった。【柏原誠】



