お立ち台に上がった楽天浅村栄斗内野手(35)は「テラス(ホームランゾーン)、ありがとうございます」と言って、今季1号を喜んだ。

5-1の5回1死一塁、カウント1-1からロッテ田中の高めフォークを振り抜いた。「詰まったし、今までの感覚があるんで、入らんと思ってたっすね」。左飛を覚悟したというが、飛距離111メートルの打球は新設の左翼ホームランゾーンに飛び込む2ランに。「今年からできたんで。こういう意味でしょ? だって。だから良かったですね」。グラウンドが最大6メートル狭くなった恩恵を受けた。

前日は今季初の3安打を記録し、この日は二塁打、本塁打、単打と残り三塁打が出ればサイクル安打となる3安打4打点で勝利に貢献した。スタメン落ちするなど苦しい期間もあったが、ここ2試合は8打数6安打と状態はいい。

5番村林に続く6番打者として結果を残している。「最強の村林さんが前にいるんで。楽に打席に立てた」と後輩いじりを交えつつ「(村林は)何年かレギュラーとして出てるんで、経験は生きてると思いますし、しっかり結果も出してるんで頼もしく見えますね」。実績十分のベテランは後輩に負けじとチームを支えていく。【山田愛斗】

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