阪神は逆転でソフトバンクに勝利した。

先発はトミー・ジョン手術から復活を目指す、23年ドラフト1位の下村海翔投手(24)。初回、ソフトバンク秋広優人内野手(23)に3ランを浴びるも、2回以降は1安打。プロ最長の5回を投げ、5安打3失点でマウンドを降りた。打ってはプロ初打席で三塁へ痛烈な打球を放ち、快足飛ばして敵失を誘って出塁。非凡なセンスを披露した。

打線は1点を追う8回に小野寺暖外野手(28)の三塁適時内野安打と、元山飛優内野手(27)の右翼線への三塁打で逆転した。

平田勝男2軍監督(66)の一問一答は以下の通り

-下村投手が5回3失点

「やっぱり相手もね、初めてのソフトバンク対戦だけどストレートがいいと思ってると思うし、立ち上がり、ストレートを狙われた形で、痛打されたけど。もう、すぐ緩急を交えてと、こういうピッチングができるよね。カーブを交えたり、ちょっと決め球でフォーク投げたりとか、そういうところが、2回からしっかり立て直してきてるもん。その辺がやはりさすがだなというところを見せてくれたよな」

 

-73球で降板

「ちょうど、予定通り」

 

-山川選手だったり1軍クラスのバッターと対戦できた

「そら秋広にしても山川に、ダウンズや、山本にしてもそうだしね。立ち上がりのいい勉強になったと思うよ。やっぱり順風満帆にいくんじゃなく、いろんなことを経験していって、またレベルアップしていかなきゃ。やっぱり立ち上がりっていうのは、投手みんな難しいんでね、そういうところでいい勉強になったと思う」

-プロ初打席も経験

「おー! バッティングもやっぱり下村の方が(野手より)スイングいいんちゃうか言うて、そやろ? で、足速い、ファーストまで。代走でも使えるんじゃないかって。いや、違う? うちのバッター、ピッチャーでも、今打席立ってるけど、みんなスイングとかそういうのは弱い感じするやん。ツーワンからパン! とカン! ってサードにいい当たりやで。エラーを誘ってファーストまでの走力も含めて。やっぱりそういういいもの持っとるよ」

-踏んでいかないといけないステップがまだまだある

「5回73球か。次はじゃあ何回ですかなんて言われても、そんな一足飛びっちゅうわけにいかないんでね。いろんな育成のプランというか。今はまだ故障者扱いなんだから」

-試合自体は終盤に逆転

「珍しいな。珍しい。イニング1点しか入らないところが、今日はフォアボール選んだり、しぶとく内野安打でつないだりとか、元山がいいところで(打った)。試合に出てない時は元気なんだけど、今日、試合で久しぶりに元気なところ、ね。バッティングの調子はどうだ?と言ってた。のどの調子は絶好調やねん。でも、彼みたいな昭和な野球選手。やっぱりああいう食らいついていく、勝負強さを持ってるというところは、途中から出した値打ちあるよ」

-ディベイニー選手も2安打

「ディベイニーもやっぱり1回1軍を味わうとね、また1軍の舞台でやりたいという気持ちがね、今日もディベイニー、すごい出てたやん。やはり1軍を経験したというところは、すごいディベイニーにとってもいい経験になったと思う」