広島が完封勝利を飾り、連敗を4で止めた。交流戦のビジターは、8戦目にして初めての勝利。交流戦の最下位からも脱出した。
連敗ストップの立役者は先発の森下暢仁投手(28)だった。初回、楽天の先頭打者の平良竜哉内野手(27)に左前打を許したものの、2人目以降は7回2死まで20人連続でねじ伏せるなど、圧巻の投球だった。9回、107球を投げ、許した安打はわずかに2本だけ。7奪三振1四球無失点。24年6月25日ヤクルト戦(マツダスタジアム)以来約2年ぶりの完封勝利で、チームトップの5勝目をマークした。
「なにがなんでも勝ちたいという思いで投げました」。仙台での初登板。緊迫した展開となったが、2点のリードを最後まで守り切った。チームの連敗を止めたことが何よりも大きい。「テンポよく、イニングを積み重ねていけた。ここから乗っていけるように。チームが勝てるような、粘り強い投球を今後もしていけたら」と胸を張った。
新井貴浩監督(49)も「立ち上がりは苦しんでいたけど、あとは尻上がり。もう何も言うことがない、素晴らしいピッチングだった」と最敬礼。先発陣の柱がチームの窮地を救った。



