中日は終盤の逆転勝ちで、6カードぶりとなるカード勝ち越しを決めた。ビジターでは今季初のカード勝ち越しとなった。

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父の日に、頼もしい一打を届けた。代打の切り札・阿部寿樹内野手(36)が放った16打席ぶりの安打は、リーグ戦再開後のカード勝ち越しを決める殊勲打となった。

代打の切り札一番手として指揮官から信頼されるベテラン。それでも自身が出場した直近4試合は無安打で、15打席連続で快音がなかった。交流戦明けには「体を大きく使ったり、ちょっと体を疲れさせたかった」と居残りで打ち込んだ。 代打は1打席で結果を求められ、相手は勝ちパターンの投手も多い難しい場面。前日20日に遊ゴロに倒れた大勢と再び対戦。前日の対戦は「まっすぐをはじけていなかったので結構きつかった」と、もどかしさを抱えていたが、リベンジする機会はすぐに訪れた。

8回2死満塁で迎えた初球152キロ直球を完璧に捉え、逆転の2点適時打を放った。「今日はよかったと思います」。16打席ぶりの一打に笑顔を見せた。

父の日に果たした大仕事。愛する幼い我が子とは、毎日連絡を取っているという。自分を父親として「わかってきているとは思うので将来(野球を)やっていたんだよ~(と理解してくれる)くらいでいいです」と控えめに笑った。グラウンドで戦う姿を届ける、思い出の一打になった。【佐瀬百合子】

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