楽天前田健太投手(38)が、3919日ぶりのNPB白星から一夜明け、心境を明かした。

本拠地で行われた投手練習に笑顔で姿を現し「今は喜びと安堵(あんど)半分半分じゃないですかね。まだ1勝ですし、いろんなものがありますね。昨日は喜びに浸りましたけど、次の登板に向けて準備しなきゃ行けないんで、しっかり気持ちを切り替えて。ただ、前向きに準備を進めていくことは出来ますし、そういう意味ではいいきっかけになればいいなと思います」と、この日も汗を流した。

移籍後7試合目でつかんだ待望の勝利に、愛する家族も「毎回、テレビで見たり、球場に来たり、子ども達も勝った負けたは分かるので『早く勝って欲しい』と言われていたんで喜んでくれていました」。たくさんの祝福のメッセージも受け取り「登板を毎回気にしてくれてやっと連絡できたという人もいましたし、そういう意味では改めて勝って良かったなと」と、周囲の支えにも感謝した。

昨夜、お立ち台で目を潤ませたことについては、あくまでも「湿気」と照れ隠しをしながら「年齢を重ねると、そういうところも。あまりないんですけどね。そのくらい特別な1勝だったと思いますし、あれが4月だったらそうじゃなかったかもしれないし」と口にした。

いつぶりの涙かの問いには「リブート以来ですね。リブートで号泣しました。意外と最近でしたね(笑い)」と家族愛も描かれたドラマにも心を揺さぶられていた右腕だった。