阪神森下翔太外野手(25)が本塁打キング独走の19号サヨナラ本塁打を決めた。今季2度目のサヨナラ勝ちは、いずれも森下の劇弾だ。8勝10敗と苦しんだ6月を白星で締め、ヤクルトと並んで首位に再浮上だ。
「とにかく決めてやるという思いだけで。最高の結果で終われてよかった。甲子園で打つホームランが一番気持ちいい」
2-2の延長10回1死。中日の守護神、松山の2球目フォークを完璧に捉えた。「高めに浮いたところをうまく打てた」。左翼へ高々と上がった打球に満員札止めの観客は総立ちだ。
「(佐藤)輝さんも去年40本打ってホームラン王になりましたけど、甲子園で取るのと他球場でとることは意味合いが違うと思う。ホーム球場で打つことは意識している。価値は高いかなと思っています」
反撃ののろしも背番号1だった。1点を追う6回1死、マラーから左翼へ弾丸ライナーで運んだ。2戦連続、計3発と絶好調。今季30発をノルマに掲げる中、本塁打を争う同僚の2位佐藤に3本差をつけ、リーグ最速20号に王手をかけた。
藤川監督も「いやぁうれしいですね。うれしいです。素晴らしいホームランでしたね」と絶賛した。昨季は17勝5敗で一気に優勝マジックを点灯させた得意の7月。森下が勝負の夏をけん引する。【村松万里子】
▼森下が6回に18号、延長10回にサヨナラ19号の2発。サヨナラ弾を含む2本塁打は、球団では19年7月30日中日戦のソラーテ以来7年ぶり。これで森下のV打は今季9度目で、通算49度。2リーグ制後に入団した選手で4年目までに通算V打が49は、55年中西(西鉄)と84年原(巨人)の2人に並ぶ最多記録。
阪神藤川監督(森下のサヨナラ弾に)「いやぁうれしいですね。うれしいです。いや、もうそれは誰から打ってもタイガースにとって大きいし、タイガースを見ているファンにとっては誰から打っても大きな1発ですから。素晴らしいホームランでしたね」



