中日は終盤にセットアッパーを攻略して3連勝を飾った。いずれも1点差の接戦を制し、巨人には3カード連続の勝ち越し。ドアラは増えたが、今季最大20あった借金は16に減った。
先制を許したが、4回に相手失策に乗じて同点。その後は好機を生かせない展開が続くも、1-1の8回2死から石川昂弥内野手(25)が決勝打を放った。1死から細川が右翼フェンス直撃の三塁打で好機をお膳立て。2死三塁で石川昂は「もう本当に絶対に決めてやろう」と打席へ向かい、フルカウントから133キロ変化球を中越えへ運ぶ決勝適時二塁打とした。23試合連続無失点中だった田中瑛に対し「いい投手ということは頭に入っていました。防御率も0・35だったので」と警戒。それでも「なんとか甘くきたやつを打てたなと思います」と二塁上で渾身のガッツポーズを見せた。
7回1失点と粘った涌井の力投も報われ、8回を無失点でつないだ橋本が今季初勝利。最後は守護神松山が試合を締めた。井上監督は「ベテランと若手の融合といいますかね。本当にいい仕事をしてくれたと思います」と笑顔。石川昂も「本当にレギュラーを取るために1日1日必死です」と貪欲に日々を過ごしている。ベテランの粘投に若き主砲が応え、2色のドアラとともに価値ある1勝をつかんだ。



