DeNAドラフト3位の宮下朝陽内野手(22)がプロ初サヨナラ打で試合を決めた。同点の9回2死満塁で打席へ。「ここで打ったら、ヒーローだ」。カウント0-2から巨人田中瑛の高めに浮いた変化球を見逃さなかった。打球が二遊間を抜けると、右手で力強くガッツポーズ。先輩たちからの手荒い祝福を受け、ルーキーの笑顔がはじけた。

「すごいうれしかったです。勝ちにつながったのが、一番うれしいです」

チームの連敗を3でトップさせる大きな一打だった。得点圏打率は3割7分5厘。「後半からいく準備はしていたので、何とか結果が出て良かったです」と、途中出場となったこの日も持ち前の勝負強さを発揮した。

劇的勝利で、再びヤクルトと同率3位となった。相川亮二監督(50)は「また明日です。勢いだけでは勝てない。それはもう十分、自分たちも感じている。しっかり戦うことを続けます」と引き締める。お立ち台に上がった宮下も「ホームでの5連戦、全部勝つつもりで」。上位浮上へ、本拠地ハマスタで白星を重ねる。【山本佳央】

▼DeNAのルーキー宮下がサヨナラ安打。新人のサヨナラ安打は今季開幕戦で打った勝田(広島)がいるが、DeNAでは14年6月21日西武戦の嶺井以来、12年ぶり10人目。巨人戦で打ったのは、59年7月25日にサヨナラ本塁打を打った島田幸に次いで球団67年ぶり2人目。

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