快進撃を続けてきたサウスポーに黒星はつかなかった。開幕から10連勝をマークしているソフトバンク前田悠伍投手(21)が5回3失点降板も負け投手になることはなかった。

立ち上がりから制球がまとまらない。0-0で迎えた3回だった。1死後から今川、清宮幸に連打を許し、一、三塁とすると4番レイエスに左中間フェンス直撃の2点適時二塁打。さらに2死後から野村にも左翼線タイムリーを打たれ3点を失った。4回こそ3者凡退に切ったものの、5回98球を投げ3失点で交代した。

「3回は変化球の高さが甘くなってしまった。落ちるボールが思ったより高くなって打たれてしまった。4回以降は修正することができたと思いますが、反省しないといけない。同じミスをしないように、次の登板ではいい投球ができるようにしたい」

前田悠は厳しい表情で自らの投球を振り返った。

だが、打線が奮起。4回、先頭打席に入った1番正木智也外野手(26)が2試合ぶりとなる21号ソロ。4点差に広げられた8回には無死満塁から4番栗原陵矢内野手(30)が右翼席へ同点の33号グランドスラムを叩き込み、試合を引き戻した。

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