巨人が悪夢のような幕切れでサヨナラ負けを喫した。勝てば阪神を抜き去って首位浮上のチャンス。同点の延長12回2死一、二塁と勝ち越しの絶好機に、二塁走者・ダルベックが相手バッテリーのスキを突いた積極走塁も走塁死で勝利の可能性がついえた。
さらにその裏、この日に今季のセーブ王のタイトルを確定させた守護神マルティネスが陥落した。先頭のDeNA松尾に二塁打を浴びると、申告敬遠で無死一、二塁。古市の犠打を処理して一塁送球もこれが悪送球となってサヨナラ負けとなった。
橋上秀樹監督代行(60)は悔しさを押し殺しつつ「痛いことは痛いですけど、全て選手が目いっぱいやってくれました。勝負事なので仕方ない部分はあるかなと思います」と擁護した。
リリーフ陣は1点リードの7回に登板した森田が21試合ぶりに失点を喫したものの、5日広島戦(マツダスタジアム)に続いてプロ野球記録タイ、同一シーズン2度目はプロ野球史上初となる投手10人継投でつないだ。首位阪神とは0・5ゲーム差のままで残りは13試合。指揮官は「今日は今日として消化して、また新たな気持ちでというのがここからは特に大事かなと思います」と前を向いた。
▽巨人マルティネス(延長12回、犠打処理時に悪送球でサヨナラ負け)「思ったような投球ができなかった。勝たなきゃいけない試合だった」
▽巨人増田陸(6回に一時勝ち越しとなる5号ソロ)「ホームランが出たことは素直にうれしいです。スタメンで使ってもらって、なんとか結果出そうと思って挑んだので、結果が出て良かった」



