来日1年目の中日ミゲル・サノー内野手(33)が、来季も残留することが20日、球団関係者への取材で分かった。日本を愛し、中日でのプレーを望む本人と球団の意向が一致した。

サノーはメジャー通算164本塁打の実績を引っ提げ、得点力不足の解消を期待されて今年1月末に初来日。1軍春季キャンプを完走し、開幕戦では「6番一塁」で先発出場した。3月31日巨人戦(バンテリンドーム)で来日初安打を初本塁打で飾り、長打力を見せつけた。しかし、4月14日広島戦(豊橋)で走塁中に左足を肉離れし、戦線離脱。6月上旬の交流戦期間中に復帰すると、以降は「4番一塁」に定着した。ここまでチームトップ24本塁打の細川に次ぐ22本塁打をマーク。打線を支えている。

明るい性格で、ムードメーカーとしても存在感を示している。「日本がすごく好き。家族も日本をすごく気に入っている」と話すサノー。決勝打はチーム3位の7度で、一塁守備でも抜群の安定感を見せている。

チームは6年連続のBクラスが確定したが、打撃と守備の両面で貢献するサノーの残留は、巻き返しを目指す中日にとって大きな戦力となる。