DeNAが崖っぷちに追い込まれた。延長戦の末、ソフトバンクにサヨナラ負け。3連敗を喫し、日本一に王手をかけられた。相川亮二監督(50)は「本当にちょっとの差。結果的にサヨナラ負けになってしまった。そういう感じです」。日本シリーズ史上初の開幕から3試合連続の延長戦という競った展開も、この日も勝利が遠かった。

あと1アウトだった。1点リードで迎えた9回2死二塁。守護神レイノルズが牧原大に適時打を許し、同点に追いつかれた。第2戦から2試合連続のセーブ機会での失点。「リベンジできる機会だったが、仕事ができなかった」と悔しさをにじませた。延長10回にルイーズが正木にサヨナラ弾を浴びた。

目前まで迫った勝利を逃し、相川監督は「勝ち切るところ。守備も、走塁も、攻撃のところも少しの差がこういう結果になってしまっている」と冷静に語った。苦しい状況ではあるが、指揮官は前を向く。「まだ終わってないですから。また、いろんなことを考えて明日から戦っていこうと思います」。一戦必勝で、貪欲(どんよく)に勝利をつかむ。【山本佳央】

▽DeNAレイノルズ(2試合連続でセーブ機会で失点)「とにかく明日(28日)勝つこというのがまず一つと。リードがある状態でゲームが進めば、9回のマウンドに立って今度はリベンジを果たせるように頑張ろうと思います」

▽DeNA筒香(3連敗で崖っぷちに)「もう勝つしかない、それだけです。明日、勝ちゲームをつくるだけです」

▽DeNA牧(第4戦に向けて)「もう勝つしかないです。どんな形であれ、最後はこっちが多く点を取って勝つだけかなと思います」

▼DeNAは5回に古市の適時打で先制するも逆転負け。DeNAがシリーズで先制した試合は、初出場の大洋時代から12戦12勝(60年3勝、98年4勝、17年1勝、24年4勝)だったが、13試合目で初の敗戦となった。シリーズでの先制試合の連勝記録では11~17年ソフトバンクの15連勝に迫っていたが、連勝は12でストップした。