ミニマム級で、大橋ジムの最軽量級のホープ林兼士(19)が決勝進出を決めた。大畑連汰(19=リングサイド)と準決勝(同級4回戦)に臨み、4回1分56秒、TKO勝利を挙げた。

1回に1度はダウン判定されたスリップはあったものの、2回以降は冷静に左ボディーストレート、左オーバーハンドで攻め込み、4回にはワンツーでダウンを奪取。そのままレフェーストップで勝利した。

試合前は左拳を痛め、実戦練習が少なくなったというが、26年4月のプロデビュー戦だったトーナメント初戦での2回TKO勝利に続き、2戦連続のKO勝利。林は「1回でダウンと言われて少し焦りがありました。少しカウンターを狙いすぎた。ちゃんと上手なボクシングができたらと思う」と気を引き締めた。

小学校時代から元K-1スーパーバンタム級王者で前WBO世界バンタム級王者の武居由樹(30=大橋)の古巣パワー・オブ・ドリーム(POD)でキックボクシングを学び、アマチュアを経験。キックでは体格に合う階級がなかったため、PODの古川誠一会長からボクシングを勧められ、武居が21年からボクシング転向したタイミングで自身も中学2年からボクシングを開始。武居を同じサウスポーで兄貴分として慕っている。

11月3日の決勝(東京・後楽園ホール)では関純輝(25=角海老宝石)との顔合わせとなった。過去にスパーリングした経験もあるという。林は「関選手はすごいスピードがあり、手数も多くて上手なボクシングしている。やっかいですが、自信はあるので勝ちます。タイミングがあえばKOも」と意気込んでいた。

またスーパーフライ級準決勝では、2度目の新人王挑戦となる高森悠叶(24=大橋)が勝利。越前屋亮(22=湘南山神)に3-0(39-37×3)で判定勝ちを収め、決勝は佐藤竜冴(23=横浜光)と激突する。