プロレスの月曜日

山田邦子ファン歴30年 若手応援が生き甲斐

<私とプロレス>

「私とプロレス」と題し、プロレス好きの著名人が登場します。初回は芸能界屈指のプロレス好きで知られる山田邦子(58)。全国構わず足を運ぶプロレス観戦や数々の選手との交遊について熱く語りました。【取材・構成=高場泉穂】

自身で所有している数あるプロレスグッズの中でも一押しのチャンピオンベルトを肩に乗せ、ポーズを決める山田邦子(撮影・河田真司)
自身で所有している数あるプロレスグッズの中でも一押しのチャンピオンベルトを肩に乗せ、ポーズを決める山田邦子(撮影・河田真司)

持参したプロレスグッズが山田の本気度を物語っていた。親友であるノア丸藤と相談して作ったスイカ柄の「邦子マスク」。手作りのベルト。足元はノア杉浦とおそろいのスニーカーだった。今年で芸能生活40周年で、記念の舞台「山田邦子の門」(5月22~29日、東京・紀伊国屋サザンシアター、6月5、6日、名古屋市青少年文化センター)はプロレスがテーマ。約100枚所蔵するプロレスTシャツを日替わりで寝間着にする。公私ともにプロレス漬けの生活だ。

はまったきっかけは、テレビの仕事だった。「デビューしてすぐ、20代の頃からプロレスラーの方々とよく共演させてもらいました。クイズ番組で何度も(ジャイアント)馬場さんと一緒に答えたりもして。仲良くなりますよね」。すぐ藤原喜明、長州力ら交流のある選手を見ようと会場に足を運ぶようになったが、約30年前は“女人禁制”の雰囲気が強かったという。女性ファンが増え、より行きやすくなった今は仕事の合間を縫って全国で観戦する。北海道から沖縄までプロレスファンの友人も出来た。「観戦に行くのが、すごく好きなんです。生で見ると『頑張れー』って大きな声を出しちゃう。プロレスラーは、自分ができないことをリングでかなえてくれる。すかっとしますね」。

若手レスラーを応援するのも生きがいだ。黒潮“イケメン”二郎が、まだデビュー間もない頃、その均整の取れた美しい体にひかれ、現在WWEで活躍するASUKAに頼んで自宅に連れてきてもらった。「カレーを作って食べさせてあげました。そして彼に『客は背中を見ている。あなたの背中はまっすぐできれいだから』って力説したの。そうしたら2年後ぐらい、ハッとしたらいつの間にか、チャラ男の極み、今のキャラになってて、ほれぼれしましたね」。月に1度、若手選手に好きなだけ肉を食べさせる「肉会」も継続している。

ポーズを決める黒潮“イケメン”二郎
ポーズを決める黒潮“イケメン”二郎

生で勝負する。そこが自分の仕事とも重なるという。「今は電子の時代だけど、いつまでたっても生身が現場にいかないといけない仕事。私たちも、プロレスラーも体が資本。あとは見せ方ですよね。どうお客さまに見せるか、どう記憶に残るコメントを残すか。それも似てるなと思います。そして彼らはトレーニングを毎日欠かさない。その積み重ね。だから私もがんばろうと思ってます」。

好きなプロレスラーの決めポーズをお願いすると、笑顔で丸藤正道ポーズをとった山田邦子(撮影・河田真司)
好きなプロレスラーの決めポーズをお願いすると、笑顔で丸藤正道ポーズをとった山田邦子(撮影・河田真司)

<推しレスラーは?>

挙げればキリがないですが長州(力)さんですかね。やっぱりかっこいいですよね。着飾ることなくパンツ一丁で長きにわたり活躍して、稼いできたわけですから。昔、銀行で「長州邦子」名義の口座を作ったぐらい。窓口で「長州さん」って言われるのがうれしくて。普段も仲良くさせてもらっていますが、全然何言ってるかわかんないので、時々勘でしゃべってます(笑い)。6月の引退興行は何とか1枚チケットが取れました。長州コールの中、豪快な集大成のリキラリアットを決めてほしいです。

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