TOKYO MXで地上波生放送される新シリーズ「MX LIVE」の第1回大会メインイベントで「KNOCK OUT-RED(オープンフィンガーグローブでのひじありルール)-63キロ契約3分3回」が行われ、元K-1王者の軍司泰斗(27=TEAM SUERTE)が2回1分46秒TKOで、若手有望株の木村涼仁(22=Bellus Gym)に勝利。KOボーナス50万円を手にした。
この試合はもともと軍司と下地奏人(21=フリー)が対戦する予定だったが、下地が左環指伸筋腱損傷で直前に負傷欠場が決定。試合2日前に軍司と木村の対戦が決まった。
軍司は普段のスーパーフェザー級(-60キロ)より3キロも重い契約体重だったが、立ち上がりから前へ出て圧力をかけ、K-1離脱後に徹底的に鍛えてきた首相撲でも一回り大きい木村を圧倒した。
軍司は2回には強烈な左ボディをたたき込み、ガードの空いた顔面への右ストレートで最初のダウンを奪取。さらに左フック、右ストレートのコンビネーションで2度目のダウンを奪うと、レフェリーが試合を止めた。
軍司は試合後、まず「対戦相手が変わってしまって、この試合もやるかどうかも分からなかったので。直前までいろいろな葛藤があって。その中で木村選手という漢気のあふれる選手が、2週間前くらいに試合をやって勝ったばかりなのに、わざわざ格上の僕に対して、(オファーを受けてくれたのが)もう2日前とかだったので。すごい勇気のあることだと思っていたので、それに関しては本当に感謝しかないです」と木村に感謝した。
その上で「やっぱり地上波生中継だったので、KOは必須だなと思っていたので。地上波でキックボクシングだったり総合格闘技だったりいろいろ放送されていたと思うんですけど、その中でオープンフィンガームエタイというのは初めてのことだと思うので。その面白さを伝えられるような試合をしたいなと思っていました」と充実感あふれる表情を見せた。
次戦からはまたスーパーフェザー級での試合となるが「最初オープンフィンガームエタイをやり始めた時はベルトという意識も全くなかったんですけど。KNOCK OUTに出させてもらって、その中でオープンフィンガームエタイ、REDルールのベルトを巻きたいなというのはすごい今、思っているので。それができるような今回は試合できたのかなというのは思います」と、あらためてKNOCK OUTのベルト奪取へ意欲を口にした。

