日本人最速5戦目で世界王座を獲得したWBOミニマム級新王者の田中恒成(19=畑中)が5月31日、愛知・春日井市内で一夜明け会見を行った。激闘で右目を腫らした姿で現れ「疲れはある。右足はだいぶ筋肉痛」と苦笑した。

 陣営は、次戦についてWBO指名挑戦者との初防衛戦を基本線に交渉を進めていく模様。時期は今秋が濃厚で、畑中会長は「次も地元で」と愛知開催にこだわる姿勢を見せた。

 次の6戦目で初防衛に成功すれば、7戦目は日本人王者がそろう華やかな大みそか開催が有力になり、IBF同級王者高山勝成との統一戦や、ライトフライ級に上げて井上尚弥が持つ最速2階級制覇記録(8戦目)に挑む夢プランも浮上してくる。

 まだ19歳で体の成長は続いており、畑中会長も「生涯ミニマム級でやることは絶対ない」と明言。田中も「ミニマムでできなければライトフライ。その都度、自分にあった階級を考えたい」と、臨機応変に対応していく考えを示した。【木村有三】