4階級制覇を目指した亀田興毅(28=亀田)が、王者河野公平(34=ワタナベ)に0-3の判定で敗れ、試合後に引退を表明した。

 独特の存在感を示した亀田興の引退。かつて所属した協栄ジムの金平桂一郎会長は「良くも悪くもボクシング界を引っ張った。1つの時代の終わりを感じる」と口にした。ビッグマウスと裏腹に世界戦は内容に乏しいこともあった。金平会長は「負けてもいいと腹を1つ据えることはできなかったのか。長男として地位を守らなきゃいけないという意識が強くなってしまった」と指摘した。人間性については、WBAスーパーフェザー級スーパー王者の内山高志が「普通の若者。敬語も使えるし、嫌な感じは受けたことは1度もない」と印象を述べた。