モデルボクサー高野人母美(28=協栄)は、初挑戦での王座奪取に失敗した。4回に王者ダニエラ・ベルムデス(アルゼンチン)から連打でダウンを奪われると、カウント中にセコンドからタオルが投げ込まれ、1分26秒KO負けした。

 4回、連打で鼻から出血した高野は、コーナーで顔面に右フックを浴び、腰から崩れ落ちた。どうにか立ち上がろうとするも、足元がふらつき、セコンドがタオルを投入。序盤こそジャブで優勢も、その後は相手の右の強打に対応できず、世界初挑戦は完敗に終わった。会見では経験不足と精神面の弱さを敗因に挙げ、最後は涙。「楽しもうと思ったが、緊張して相手の動きに対応できなかった。頭が真っ白になってしまった」と悔しがった。今後については「負けを想像していなかった。今は何も考えられない」と態度を保留した。金平会長は「立ち上がりは悪くなかったが、経験の差が出た。このままやめるのはもったいない」と話した。