【米ラスベガス18日(日本時間19日)=奥山将志】WBC世界スーパーフェザー級王者三浦隆司(31=帝拳)が、豪快な米国デビューを果たす。21日(同22日)の同級1位フランシスコ・バルガス(メキシコ)との5度目の防衛戦に向け、試合会場のホテル内で報道陣向けに軽めの練習を披露。過去のメキシコ人との世界戦4勝(3KO)の実績から「メキシカン・アサシン(暗殺者)」と紹介を受けると、複数の海外メディア、ファンに囲まれた。

 この日までに、米大手ケーブル局HBOのPPV枠に、日本人として初めて組み込まれることが決定。メーンで2階級制覇を狙うメキシコの英雄アルバレスに続く、有望株として期待されるバルガスとの一戦に「自分のパンチを当てれば倒せる自信はある。相手も好戦的なファイター。打ち合いが出来ればいい」。異例のビッグ待遇に、拳で応える決意を示した。

 激しい試合を好むラスベガスで、三浦の持ち味である派手な打撃戦を披露すれば、本場で一気にスター街道を歩み出す可能性もある。市内のジムで約1時間の練習を終えると、表情はさらに鋭さを増した。秋田生まれの壊し屋が世界に存在をアピールする。