プロボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(22=大橋)が30日、衝撃的な2回KO勝利で初防衛を果たした試合から一夜明け、横浜市内のジムで会見を行った。「パーフェクトな内容だった」と同級1位パレナスを圧倒し、2度のダウンを奪った一戦を振り返った。

 1年間のブランクの原因となった右拳にも痛みはなく、元旦からロードワークを開始する予定。15年はプロ入り後最も少ない1試合のみとあり、今後は本格的な防衛ロードで強さを証明していくことになる。「練習もさらにハードにやって、いつでも次の試合ができる準備をしておきたい」と先を見据えた。

 大橋会長は次戦について「4月か5月に国内でやることになる」と明言。昨年末に勝利した前王者ナルバエスとの再戦となる可能性が高いという。すでに米国のプロモーターからもオファーを受けており、早ければ来夏にも米国リングに立つ可能性もある。「あんな試合ばかりしていたら、相手がいなくなっちゃうよ…」と強すぎるゆえの悩みも口にした。