4年ぶりの復帰が決まった米総合格闘技UFCの元ウエルター級王者ジョルジュ・サンピエール(GSP、36=カナダ)が6日(日本時間7日)、米ネバダ州ラスベガスのT-モバイルアリーナで記者会見に臨んだ。

 11月4日(同5日)に米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデンで開催されるUFC217大会でミドル級王者マイケル・ビスピン(38=英国)に挑戦する。会見に同席したビスピンを横目にGSPは「彼’ビスピン)は11月4日に敗れるだろう。彼は私を倒せない。水はぬれ、火は燃える。そして私がマイケル・ビスピンを倒すことになる」と堂々と宣言した。

 激戦のウエルター級で、GSPは08~13年まで王者として君臨し、総合格闘技界のパウンド・フォー・パウンドと称されるほどの圧倒的な強さをみせていた。ところが13年11月のUFC167大会で9度目の防衛を成功させたあと引退を示唆。同12月に王座返上と休養を宣言していた。