全日本プロレスは23日、都内のホテルでチャンピオン・カーニバル(4月7日開幕)に出場する全選手の公開記者会見を行った。

 A、Bの2つのブロックに8選手ずつ16人が集結。Bブロックで、今回、プロレスリングノアから初参戦の丸藤正道は「自分なりにいろいろな思いと考えを持って、このリングに上がりたい。オレの目には、同じ組にいる秋山準しか映っていない。優勝するにも、秋山に勝たないと意味がない。必ず優勝します」と優勝宣言。秋山準は「去年は出なかったが、今年は丸藤が出るから、オレがいこうとなった。同じ組に諏訪魔とゼウスもいるが、丸藤には絶対負けられない」と闘志をむき出しにした。同じ組に入った諏訪魔は「そうそうたる顔触れがそろった。ここで優勝できれば、プロレス界のNO・1。絶対優勝したい」と意気込んだ。

 Aブロックでは、25日のさいたまスーパーアリーナ大会で、3冠ヘビー級王座をかけて戦う、王者ジョー・ドーリングと挑戦者宮原健斗が同じ組になった。ドーリングは「この組の誰よりもオレは強い。決勝でも誰が来ても勝つ自信はある」と余裕の表情。宮原は「3冠チャンピオンになって、チャンピオンカーニバルに出て、優勝して新たな歴史をつくる」と豪語した。大会は4月7日の仙台大会で開幕し、同30日の後楽園大会で、各ブロック1位同士の優勝決定戦が行われる。