ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が25日、沖縄県内での恒例の合宿へ、羽田空港から出発した。4月の初防衛戦時と同様に2度の合宿を張る計画で、「今回はサビ落としです。前回はサビ落としと言いながら、かなり追い込んでしまいましたが…」と苦笑。下半身強化が目的で、メニューの量と質も抑え気味にして1週間ベース作りのために走り込む。

 V2戦は秋に米ラスベガスを見込む。WBAスーパー、WBC同級統一王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)がサウル・アルバレス(メキシコ)と9月15日に再戦することが決定し、その勝敗も今後に関わってくる。「やっぱり楽しみ。両方とも倒れるのが想像できない。次は平等な判定になればいいですね。(V2戦で)勝てたら勝者と対戦したい」とはきはきと述べた。