WBC世界スーパーバンタム級2位の亀田和毅(27=協栄)が同暫定王座を獲得したことで、所属先の協栄ジムにとって13人目の世界王者誕生となった。

12人で帝拳ジムと並んでいたが、再び国内ジム最多の世界王者輩出となり、金平桂一郎会長は「単独1位に返り咲きました。和毅君、ありがとう」と試合後の会見で並んだ和毅に感謝の気持ちを口にした。

同ジムではWBC世界スーパーフライ級王者佐藤洋太が王座陥落した13年以降、世界王者が誕生していなかった。また国内での世界戦開催も12年12月以来、遠ざかっていた。久しぶりの世界王座奪取で興奮したのか、金平会長は会場でスマホを紛失したといい「テンパッています」と慌てていた。