ボクシング元WBA世界スーパーフライ級王者河野公平(38=ワタナベ)が現役引退した。21日に都内のジムで「まったく期待されなかったのに燃え尽きるまでやり切った。最高のボクシング人生だった」と引退表明した。5月に6回TKO負けが最後の試合で、戦績は33勝(14KO)12敗1分け。

18年前のこの日にプロデビューも判定負けでスタート。13年に3度目の挑戦で世界王座獲得に「最高の試合で王者になれたのが一番の思い出。奇跡」と振り返った。2度目の王者時代の15年には米シカゴで亀田興毅に快勝でV2。「周りも盛り上がって、3回世界王者になった気分だった」と笑った。

カイロプラティック治療院経営の父豊蔵さんには、自宅の「リビングジム」での練習やマッサージで支えられた。鍼灸(しんきゅう)師資格を取得済みで「治療院を継ごうかとも思っている」と話した。