ウエルター級の野杁正明(26)は、サミ・ラミリ(23)を寄せ付けず、連打で2回2分35秒、鮮やかなKO勝利を飾った。

「1ラウンドで2回ダウンを取って攻めきれなかったのは反省点」と言いながらも、「しっかりKOできて次につなげられた」という野杁。3月はジョーダン・ピケオー(28=オランダ)に判定負けしたが、今回の勝利をステップにピケオーへの雪辱と、久保優太(31)の同級王座奪取を目指す。