井上尚弥「ちなみに鼻も骨折」来年の試合は影響なし

ボクシング2団体(WBAスーパー・IBF)統一王者井上尚弥(26=大橋)が右目に重傷を負っていたことが9日、分かった。同日に同門の中嶋一輝(大橋)の応援に来ていた東京・後楽園ホールで報道陣の取材に応じ、右目の眼窩(がんか)底など2カ所を骨折していると明かした。

7日にさいたまスーパーアリーナで開催された5階級制覇王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)とのワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBBS)決勝の2回に浴びた左フックで右目上をカット。この時のパンチで大きなダメージを受け、骨折していた。

井上はツイッターでも「報告があります。眼球には異常なしと伝えましたが、2Rの左フックで右目眼窩底骨折をしていました。保存治療で幸い手術をする事は逃れましたが絶対安静で治療に専念します。来年の試合には影響がないそうなのでまた頑張ります!! ちなみに鼻も骨折していました」とつぶやいた。

◆眼窩(がんか)底骨折 眼窩底とは、目のくぼみ=眼窩の下方にある骨の壁。程度の差はあるが、目を強打し眼窩底に骨折を起こし、その骨の裂け目に眼筋やその他の組織などが落ち込んだことをいう。眼球を動かす眼筋がはまり込んだ場合は、眼球運動に障害が起こる。眼球後部の組織が落ち込むと、目が陥没することもある。陥没が激しい場合、また3~4週間たっても、眼球の運動障害がある場合は、眼筋を引っ張り出すための手術が必要になる。

その他の写真

  • 右眼窩(がんか)底など顔面2カ所の骨折を公表した2団体統一バンタム級王者井上尚弥
  • 2019年11月7日、8回に右目まぶたから再び流血する井上尚(撮影・横山健太)