K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(29)が来年1月24日のケイズフェスタ4大会(東京・代々木大1体育館)での2度目の防衛戦に向け、沖縄合宿に入っている。

ジムの盟友となる大岩龍矢(28)とともに砂浜での走り込みや自重トレーニング、K-1ジム琉球の協力を得て、ジムワークも消化。通常の試合前は米合宿に臨むが、今回はコロナ禍のために沖縄を選択したという。

年間最大の祭典で、Krush同級王者レオナ・ペタス(28)とのV2戦を控えたキャンプとなる。「体づくりとメンタルの調整、心と体を良い状態に持って行く、格闘技以外のことを全部シャットアウトして、格闘技と向き合う時間をいつもつくることができる。そのための合宿」と目的を明かした。合宿は約1週間を予定しており、ジムに戻った後の2カ月間で本格的な追い込みに入る予定だ。

今年3月のケイズフェスタ3大会以来、約10カ月ぶりのリングでもある武尊は「20年はコロナのことがあって、僕自身も(左拳の)ケガがあって、これだけファンの方に待たせたことはなかったのです。それでもずっと『試合を楽しみに待ってます!』と言ってくれる人たちばかりだったので、最高の試合を見せて絶対に勝ちます」と意気込んでいた。