昨年11月の試合で右拳を負傷した人気女子キックボクサーぱんちゃん璃奈(26=STRUGGLE)は2月28日のREBELS最終興行、および3月13日の新生KNOCK OUT興行を欠場すると24日、発表された。

昨年11月の元ミネルヴァ・ピン級王者MARI戦で痛めた右拳は右指伸筋腱(けん)脱臼と診断されて手術を受けたぱんちゃんについて、REBELSとKNOCK OUTの宮田充プロデューサーは「本人から出場したいとの意思をもらっていたが、なかなか負傷の回復に時間を要している。ぱんちゃん選手には負傷が完治しなくても出場したいと意思を示されたが、ここで焦って試合することで無理はしてほしくないという考え」と発表した。

10年間の歴史に幕を閉じるREBELSを統合し、新たにスタートする新生KNOCK OUTでも躍進が期待されるぱんちゃんだけに、同プロデューサーは「まずケガを治してベストのコンディションで出てもらうのが良いのではないか。4月25日のKNOCK OUTの後楽園大会を目指してほしい」と期待を寄せていた。