WBC世界ライトフライ級タイトルマッチで、王者矢吹正道(29=緑)とのダイレクトリマッチに臨む前王者で同級1位の寺地拳四朗(30=BMB)が11日、練習拠点の東京・三迫ジムで練習を公開した。試合は19日に京都市体育館で行われ、ABEMAで無料配信される。

連続8度防衛の安定王座を失い、引退も考えたという寺地だが「負けたままで終われない」と挑戦者となって再びベルトを奪う戦いを決めた。「(9日に打ち上げた)スパーリングも終わって、すごくいい感じで仕上がってます。今回はチャレンジャー側なので心境は違うが、とりあえず勝つだけなんで。(矢吹について)相手どうこうより、自分を仕上げるために練習してきた」と語った。

両者は昨年9月23日、矢吹が10回TKO勝利でベルトを奪取した。寺地陣営が矢吹に故意のバッティングがあったと訴えた経緯もあり、WBCから再戦指令が出ていた。

指導する三迫ジムの加藤トレーナーは「前回は相手を考えすぎたのもある。ずっと王者として防衛してきたボクシングがある。そこを信じ、通してやっていきたい」。寺地は「(前回も)自信はあった。今回も変わらず自信はあります」と気合をこめた。