16年に日本人初のボクシング世界ユース制覇を含むアマ13冠ルーキー堤駿斗(23=志成)が23歳初戦でプロ初陣を飾る意気込みを示した。
13日、東京・大田区総合体育館で東洋太平洋フェザー級5位ジョン・ジェミノ(30=フィリピン)との同級8回戦でプロデビューする。12日には都内で前日計量に臨み、リミット(57・1キロ)100グラム少ない57・0キロでクリア。ジェミノは56・8キロでパスした。WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ、井岡一翔-ドニー・ニエテス戦の前座で組まれた。
計量を終えた堤は「プロは1回計量が終わったらリカバリーできるので。明日はフルパワーで臨めると思います」と笑顔をみせた。うな重などで減量で疲労した肉体を回復させるという。世界ユース制覇などアマチュア時代の実績が評価され、B級(6回戦)プロテスト合格ながらも、井上尚弥らと同じ特例のA級(8回戦以上)でデビューとなり「自分にしかできないボクシングで、これが堤駿斗のボクシングというのを見せたい」と強いプロ意識を口にした。
同じ東洋大で活躍した史上初高校8冠を含むアマ10冠の今永虎雅(大橋)がTKO勝利デビューを飾っており、盟友にも触発されている堤は12日が23歳のバースデーだった。「特別な思いはないです。23歳の初戦ということで、家族からはラインで祝福されました。試合後には(千葉の)実家で冷凍してあるお取り寄せケーキを食べます。良い1年にしたい」と自らのバースデーを祝う快勝劇をイメージしていた。

